「一之宮」は、浅草寺の御本尊観音様の「御示現」に関わった三人のうちの一人、郷司の土師中知(ハジノマツチノミコト)に配されています。高さ 1,770mm、幅 1,850mm、総量 1,026.2kg(本体 622.2kg、担ぎ棒 404.0kg)。重さ 1t (トン)!、というと神輿を担いだことのない人は非常に驚きますね。
一之宮は、他の二基と異なり、大きな鳳凰が飾られています。鳳凰の高さは 660mm。鳳凰【古くから中国の伝説にみえる想像上の瑞鳥。体は、前半身が麟、後半身は鹿、頸(くび)は蛇、尾は魚、背は亀、頷(あご)は燕(つばめ)、くちばしは鶏に似る。羽にはクジャクのような五色の紋があり、声は五音にかない気高く、梧桐(ごどう)にすみ、竹の実を食べ、醴泉(れいせん)の水を飲むとされた。めでたい鳥で、聖帝が世に出て、天下に正しい道が行われば現れるという。>一部大辞林より引用<】
本社神輿は三基とも、聖天町の宮本神輿店の作です。
これは11月に行われる東京時代まつりのときの写真です。江戸時代の三社祭では、三基の神輿の船渡御が行われたということで、その再現なのです。
三基とも見事な彫刻や飾りが細部に施されているのですが、三社祭の渡御のときは、下のように晒(さらし)と紅紐で隠れてしまいます。三社祭の木曜~土曜、あるいは3月の堂上げ・堂下げ、11月の時代まつりで是非ご覧ください。